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はりとは?

 はりについて  

 

目次

はりを知る

はりは中国から日本に伝わりました。

中国のはりは一般に日本のはりと違って太く長いのが特徴です。

日本に伝わってから日本人に合うような形で独自に進化し、現在用いられている細いはりになりました。

はりは細くなりましたが折れることはありません。はりは細くなったため柔らかく弾力があります。

熱で滅菌し何度も使用するはりは折れやすくなるようですが、当院で使用しているはりは単回使用豪鍼(たんかいしようごうしん)と言うはり。いわゆる使い捨てのはりを用いております。

はりは身体の中に直接打ち込みことが出来るので、深部にある筋に直接刺激することが出来ます。

腰痛や肩の痛みの施術で指では届かない深層筋へ直接刺激することが可能です。

はりは痛くない?

痛くない理由1“はりは細い”
 はりと聞くと注射針を思い浮かべる方も多いと思います。
 注射針は0.7mm~1.0mm程度に対し、鍼灸で用いるはりは0.16~0.26mmで髪の毛と同じぐらいの細さです。

痛くない理由2“はりの先端”
 見た目ではわかりませんが先端は丸みを帯びているので体に刺したときの痛みがほとんどありません。

痛くない理由3“鍼管(しんかん)”
 はりを体に打つときに鍼管という筒の中に鍼を入れて鍼を上からトントンと指で叩きます。
 このとき鍼管は皮膚に接することで圧が加わることにより、はり本体の痛みを感じにくくなります。
 また鍼管を親指と人さし指で支える押手(おしで)もはりの感覚を感じにくくしております。
 この鍼管は日本で発明されました。中国では鍼管を使わずはりを体に刺します。鍼管を用いないため中国の鍼は太いようです。

刺さないはり

刺さない鍼の画像

接触鍼(せっしょくしん)
 はりは効果があると分かっていても、身体に刺すのは怖いと言う方も多いです。身体に刺さない接触鍼もご用意しております。
 接触鍼は身体にはりを刺さず、皮膚の表面を刺激し身体の不調を整えるはりもあるのでいくつか紹介します。

ローラー鍼
 突起のあるローラーを皮膚の上でコロコロ転がしながら使用します。

鍉鍼(ていしん)
 棒の先が丸くなっており刺さることはありません。
 皮膚をさすったり、押し付けたりしてツボを刺激します。

集毛鍼(しゅうもうしん)
 筒状の先に皮膚に刺さることのないはりが何本もあり、トントンと皮膚を叩いて使用します。
 筒の中にバネが入っているので皮膚を叩くと同時にはりが筒の中に入り、気持ちの良い刺激となります。


バチ鍼
 鍼灸師が手で握り皮膚の上をさするように使用します。刺激は力加減で弱く出来るので、弱い刺激だとバチ鍼を使用しているか分らないと思います。

刺さないはりの効果
 刺さないはりもツボを刺激することにより痛みの緩和、血行促進、筋の緊張緩和などさまざまな効果が得られます。
 実際に施術を受けると痛みがなく、心地よく気持ち良いと感じます。
 私は時間があるときに無意識で集毛鍼とローラー鍼をしていることが多いです。


 もりやはり・きゅう庵

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